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小説1-V
第三節
「で、なんだっけ?」

「ピューリアスの企みについてだ。奴が何か企んでるのは間違いなさそうだから、お前はどう思うかって聞いてたんだ。」

「あ、あぁ。そうか…ジョウが兵器がどうとか言ってたし…」

「それはもう話したぞ。」

「あ、すまん…」



「レイ、本当に大丈夫なのか?」

「…悪い。でも大丈夫だよ。」



その直後、アナウンスが乗船所に響き渡る。

“皆様、お待たせいたしました。間もなく出発となります。船内の揺れに、ご注意ください。”

「ほら、出発するみたいだし、座っていよう。」



レイの様子を見ていた仲間達は、その事について話す。

「ねえ、やっぱり様子変じゃない?」

「ジョウの死が相当応えてるみたいだな。だが、無理もない…仲間を大切にするレイだからこそだ。」

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あきゅろす。
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