小説1-V
第二節
「仲間…その中に斧を持った大男がいなかったか?」
「…あぁ、確かいた。」
「なるほど、アイツらか…」
「心当たりがあるのか?」
「コロシアムでその男と戦った。」
「なるほど、そうだったか。」
「とりあえず、今日は戻ってエーテルを補給して休んでいろ。」
「そうさせてもらう。それと奴らには、今日裏切り者を処刑した場所へ明日来るように言っておいた。」
「わかった。じゃあ俺が明日、奴らをあの場所で叩き潰せば良いわけだな。任せろ。」
「頼むぞ。」
レイ達と戦った方の銀の騎士は、奥の部屋へ消えていった。
「…」
レイ達と戦った方の銀の騎士は、夥しい数のビンがずらりと並んだ部屋にやってきた。
その中からあるビンを手に取り、中に入っている錠剤を一粒取り出し、口に放り込んでゴクンと飲んだ。
「フゥ…よし。」
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