小説1-V
第六節
「す、すげえ…」
「ジャベリン!!」
水の力が今度は槍に変形し、他の魔物達に突き刺さる。
「良いわよラルス!! そのまま全滅させちゃえ!!」
「まだだ、油断するな!!」
一際大きな魔物が、ラルスに襲いかかる。
「ラルス危ない!!」
「…コネクト!!」
ラルスが合図を送ると、水の力が細長く放出され、ロープのように水の力同士が繋がっていく。
「!?」
ロープ状になった水の力が大きな魔物に絡まり、その魔物を拘束した。
「じゃあレイド君、あとはよろしく。」
「俺かよ。まぁ良いが。」
レイドは周りの岩を駆け上り、大きな魔物の頭上から氷狼牙を振るう。
「てぇやぁぁ!!」
レイドは大きな魔物を真っ二つに切り裂いた。
「やったねレイド君!!」
「気ぃ抜いてんじゃねえ!! まだまだ居るぞ!!」
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