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小説1-V
第三節
「じゃあ早速東側に向かっちゃうわよ!!」

「待ちなさいソイラ。ベルムさんも探さないと。」

「あ、そっか。」

「シスタルさん、とりあえず調査団の皆さんを連れて先に東側に向かっていて下さい。あとで合流しましょう。」

シスタルは静かに頷いた。

「わかりました。」

「こちらの調査は数日はかかると思います。」

「では、また後日に会いましょう。」

データ管理担当の団員が付け加えるように話す。

「あ、中央の山脈には魔物が発生しているようですので、ご注意下さい。」

「わかりました。」



調査団とは一旦別れ、レイ達は乗船場から一番近い町に向かった。





それから数日後――



レイ達は西側の住宅地を一通り調べ終え、中央の山脈に一番近い町の広場で情報をまとめていた。

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