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小説1-V
第九節
1時間もしないうちに、ヨシュの居る村にたどり着いた。



集中治療室の"治療中"と書いてあるランプが消え、ドアからヨシュが出てきた。

「ヨシュ、どうだった!?」

「傷口や状態が冷凍されて綺麗だったので、辛うじて足の接合は無事に成功しました。機能が回復するかは、本人のリハビリ次第ですが。」

この青年こそがヨシュ。

2年前の戦いの時、洞窟内での戦闘で重傷を負ったレイ達を治療した、凄腕の医者である。



「良かった…ごめんねヨシュ。こんな夜中に…」

「大丈夫、この仕事をやってるとこういう事態には慣れてくるものだから。」

「そっか、良かった。」



一行は一安心し、この村に泊まる事にした。

「とりあえず、ライノアが目覚めるまではこの村に留まった方が良いだろう。」

「そうね。」





To be continued…

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あきゅろす。
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