小説1-V
第八節
「まぁ仕方ねえか…じゃあまだ明るい間に探そうぜ。早い方が良い。」
レイ達は早速行動を起こした。
―――
「あ…」
街の大通りを歩いていると、ゼンが何かを見つける。
「“要素監査団”?」
大通り付近にある看板に、何やら有力そうな情報を確認する。
看板には、“正しいことを正しいと言うために、貴方の力になりたい。有事の際は我ら要素監査団まで”と書かれている。
「これだ!!」
ゼンは早速看板に書かれた電話番号を携帯電話に入力し、電話をかける。
「…」
電話のコール音が鳴り始め、すぐに電話から女性の声が聞こえ始める。
「お電話ありがとうございます。こちら要素監査団でございます。」
「あ、もしもし…実は…」
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