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小説1-V
第六節
“あぁっとぉ!! 腕が切り落とされてしまった!! 勝者は銀の騎士!!”



司会者や周りの人間達は、腕が落とされたことには全く怯えていない。

「お、おいおい…!!」



のた打ち回る戦士は動きが徐々に鈍くなり、血を流しながらやがて動かなくなった。

“いやー残念だったねぇ〜…では、今回はこれにてお開き!! それじゃあ皆様、また明日!!”



ラムドやサマイルは目を丸くしながら唖然としており、テリナはショックのあまり泣いてしまい、ネルがそのテリナを抱き寄せて彼女の背中をさすっている。



「…ここから出よう。」

レイの一言で仲間達はハッとし、外に出た。





レイ達は建物の外に出た。

「おい、あれヤバいんじゃねえのか?」

「だが、俺達にはどうすることも…しかし、このまま放っておくわけにもいかんな…」

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