小説1-V
第八節
「あーそっかぁ…じゃあその街に明日行ってみるのはどうよ?」
「良いんじゃないですかね。僕は賛成です。いずれにせよ、人が沢山居る大きな街なら何か違う情報が手に入るかもしれません。」
レイは少し考え、話した。
「よし、明日その大きな町に行ってみよう。」
「決まりね。じゃあ今日はもうおやすみってことで。」
「そうだな。」
レイ達は電灯のスイッチを切り、次々と就寝していった。
翌朝――
レイ達は、最初に起きたネルによってカーテンを開けられた窓から差し込む日差しの眩しさで目を覚ました。
ホテルのロビーに訪れ、宿泊費を支払った一行は話に聞いていた、大きな街に向かっていた。
「言ってた街は確か南の方だったよな。」
「あぁ。西側の乗船場の南東だ。」
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