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小説1-V
第四節
「うあぁあぁ!!」

ライノアは地面に転がり、激痛に悶え苦しむ。



扉の影に隠れていたラムドがすぐに国王の剣を捌き、そのまま強引に王の間に押し込んだ。

すぐに扉を閉め、封印となる貼り紙を再び貼り付けた。



ラルスがすぐにライノアの元に駆け寄る。

「大変…!! レイド君、傷を凍らせて!! 早く!!」

「わかった!!」



皮がギリギリ繋がっているだけの、ほぼ切断された状態の太股をくっつけ、そのまま下半身全体を凍らせた。

「私の能力だけじゃ完治させられない…!! 早く病院に連れて行かないと!!」

「だがあの国王を放っておくわけにはいかない…!! ラルス、そのままライノアの傷に能力を流し続けてくれ!! 痛みだけでも抑えるんだ!!」



扉に貼り紙を貼り付けたラムドが振り向いて話す。

「見たか? 今の…」

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あきゅろす。
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