小説1-V
第六節
「扉の前のあれは…」
「あぁ、空間を歪ませて研究所を隠していたんだ。私の研究を狙う者も多くて…ん?」
「何か?」
「そういえば君達、どうやってここに入ってきた!?」
「あ、あのー…俺が空間の歪みを見つけて…」
「空間の歪みを見つけただと!? 君はいったい…!?」
フェデルはレイの容姿を見て気づく。
「いや、ちょっと待て…よく見たら君…」
「はい?」
「君は…まさかレイ=バルーザか!?」
「え!? どうしてそれを!?」
「やはりそうか…よもやオリジナルに出会えるとは!!」
「お、オリジナル?」
「あぁ…君達には全て話そう。私は君の…レイ=バルーザのクローンを作った。」
「俺のクローン!?」
「あぁ。正確には君のクローンのクローンだがな。レイシリーズといって、八大兵器群に対抗するための力だ。」
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