小説1-V
第二節
「何があってここまで人っ子一人居ねえんだか…」
「実は数ヶ月ほど前に、父上が突然"雪崩が来るぞ!!"と叫び出して…あんまり叫ぶから、国民の皆さんが怖がって皆逃げてしまったんです…臣下の皆さんも逃げるようにどこかに行っちゃうし…」
「…王宮に行った方が早そうだな。案内を頼めるか?」
「構いませんが、鍵がかかっていて入れませんよ?」
「問題にもならねえだろうよ。」
「そうですか。ではこちらです。ついて来てください。」
一行はライノアについて行き、王宮に到着した。
「ここです。」
入り口には大きな錠がかけられていた。
「こりゃまたデカい錠だな。」
「どけ、俺がやる。」
レイドが刀で錠を切り捨てた。
レイドはそのまま扉を蹴り開けた。
「開いたぞ。」
「お、お見事…」
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