[携帯モード] [URL送信]

小説1-V
第二節
「何があってここまで人っ子一人居ねえんだか…」

「実は数ヶ月ほど前に、父上が突然"雪崩が来るぞ!!"と叫び出して…あんまり叫ぶから、国民の皆さんが怖がって皆逃げてしまったんです…臣下の皆さんも逃げるようにどこかに行っちゃうし…」

「…王宮に行った方が早そうだな。案内を頼めるか?」

「構いませんが、鍵がかかっていて入れませんよ?」

「問題にもならねえだろうよ。」

「そうですか。ではこちらです。ついて来てください。」



一行はライノアについて行き、王宮に到着した。

「ここです。」

入り口には大きな錠がかけられていた。

「こりゃまたデカい錠だな。」

「どけ、俺がやる。」

レイドが刀で錠を切り捨てた。



レイドはそのまま扉を蹴り開けた。

「開いたぞ。」

「お、お見事…」

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!