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小説1-V
第八節
ヴェッフを倒してから6日後――

時間はあっという間に過ぎ、出国の前日の朝となった。



レイ達が居る客室の扉を叩く音が聞こえる。

レイがどうぞと返事をすると扉が開いた。

「お待たせー!! 新しい武器できたよー!!」

ネイレールとニハイア、それに兵士数名がレイ達各々の新しい武器を持ってゾロゾロと入ってきた。



「とりあえずレイド君にラムド君の2人には武器返しとくね。」

ラムドとレイドは武器を手渡された。

「修復の具合は…」

「抜いてみ。」

レイドとラムドは、自分の武器を鞘から抜き、その刃を露わにした。

「これは…」

刃はかつてないほどに輝きを放ち、その美しさからは独特の力を感じる。

「これなら武器のスペックを遺憾なく発揮できる筈よ。しばらくは保つでしょ。」

レイドとラムドはその美しさに魅了されていた。

「気に入った?」

「はい…感謝致します。」

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あきゅろす。
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