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小説1-V
第二節
「テイン様はヴェッフに討たれましたが彼はアゼルを討伐、ヴェッフはレイ=バルーザが討ち取りました。残党共も現在ロルの兵達が捕縛しております。」

「そっかー…ま、何はともあれお疲れ様!! これで一件落着ね!! じゃあニハイア、この子達を客室に連れて行って。デッカい部屋の方ね。」

「わかりました。」

「そしたらニハイアも休んでて良いからね。」

「はい。」



ネイレールは何かを思い出すように、レイ達の方を向く。

「君達もお疲れ様!! とりあえず、ニハイアが客室に案内するから。」

「はい、ありがとうございます。」

「ま、来週辺りまでゆっくり休んでいってね。」

「来週?」

「そ。来週になったら、貴方達への新しい武器が待ってるからね。」

「え、本当ですか!? やった!!」

「それまでフォウズ国内で遊んでてちょーだいよ。自由に行き来しちゃって構わないからね。」

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