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小説1-V
第一節
バート城で、最後の決戦を繰り広げたレイ一行。

凄腕の剣の使い手ヴェッフに苦戦しながらも、テリナの母が素材となったヴェッフの剣に異変が起き、どうにか勝利するのであった。





バートとの決戦から2日後――



レイ達はフォウズ国内でそれぞれ過ごしていた。

「はー…」

ソイラは客室のベッドの上で横になり、体の力を抜いてため息を吐いた。

「どうした? ソイラ。」

「いや、なんかさー…戦いの後の脱力感っていうか…」

「ハハハッ。まぁ、まだもう少し時間がかかるみたいだから、それまでゆっくり休んでると良い。」

「新しい武器かー。」

2日前、ロル城――



「ネイレール様、ただいま戻りました。」

「お疲れー!! どうだった?」

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