[携帯モード] [URL送信]

小説1-V
第六節
レイドは、ネルとラムド、さらにソイラから能力による強化を授かる。



「居合いか…面白い、やってみろ。」

「そうかい、じゃあお言葉に甘えて…」

レイドは真剣な表情で、静かに精神を集中させた。



「ハァッ!!」

鋭い金属音が鳴り響く。



「何!?」

光の壁には傷一つ付いてはいなかった。

「形は良いが、まだまだ甘い。刀の力に頼りすぎているな。」

「へっ…丁寧なご指摘、感謝するよクソガキ。 ウグッ…!!」

レイドは氷狼牙を手から落とし、腕を押さえた。



「能力強化の反動か…!! レイド、大丈夫か!?」

「ボクリエールん時はなんとか切れたんだがな…」

「参ったな…レイドの居合い、ましてやこれほど強化しての一撃だったが、それで傷一つ付かんとは…」

「だがどうにかして突破しねえと…!!」

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!