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小説1-V
第一節
邪剣を手にしたサイスと望まぬ戦いを強いられたレイ一行。

邪剣に依り代とされたサイスを退け、ついにレイ一行はバート城へ歩みを進めるのであった。



バート城にかなり近づいたレイ達は、ある事に気づく。

「警戒が解かれてないか?」

「あぁ。警戒に必要な兵士達も戦力に加えたいんだろう。」

「それほどバート卿も追い詰められているってわけだ。」

「だが強化兵の大隊の事もある。油断はできないぞ。」

「わかってる。今の内にさっさとバート城に入ろう。」

レイ達はバート城に急ぎ足で向かった。





「着いた、ここだ。」

レイ達はバート城に到着した。

「デッカい城ねー…」

「でも思った通りだ。それほど厳重には警戒されていないみたいだな。」

「いよいよ本丸ってわけね!! 乗り込んで暴れまわってやるわ!!」

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