小説1-V
第五節
「クッ…!! っつぅ…!!」
気絶していたソイラが目を覚ました。
そこに魔物が襲いかかる。
「ちょ!?」
ソイラは慌てて頭を下げて攻撃を躱し、そのままアッパーカットと火柱で魔物を天井に打ちつける。
「ちょっと!! これどういう状況!?」
「ソイラ!! 話は後だ!! 戦えるなら手を貸してくれ!!」
「よくわかんないけど、了解!!」
ソイラは跳び上がり、壁を蹴って魔物の方に炎を纏いながら突っ込んだ。
「どぉおりゃああぁ!!」
最初にぶつかった1体を地面に滑らせ、その上に乗っかる形で魔物の群れに突撃した
「ホイっと。」
ソイラは頃合いをみて魔物から離れた。
滑っていった魔物は爆発し、他の魔物数体を巻き込んだ。
「よし、あと少し!!」
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