小説1-V
第八節
「おい、見ろよ。」
ガァンが扉の横に書いてある文字を発見した。
邪魔になっている氷柱を壊し、それを見せる。
そこには"邪剣開発研究所"と書いてある。
「…そうか、ここで邪剣が作られたんだ。」
「どうして凍ってるんだ?」
「わからん。とにかく進もう。」
レイが目の前の扉を開ける。
「!?」
扉を通ったレイ達は驚愕した。
複数のバート兵が倒れているのである。
「ダメだ。全員死んでいる。」
「どうなってる…いったい誰が…!!」
レイが前方を見据え、話す。
「でも、立ち止まってる暇はない。急ごう。」
「あぁ。そうだな。」
レイ達が部屋を後にし、奥へと進む。
部屋の奥にある扉を開けると、地下へ続く階段を発見した。
「よし、さっさと…」
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