[携帯モード] [URL送信]

小説1-V
第六節
レイドが作った道を塞がれる前に、ラムドは急いで突撃する。

イカズチとライデンの両方を右手に持ち、雷の力を強くためる。

「いけぇぇ!!」

ネルの力によって強化された電撃は、蛙型の魔物を容赦なく黒こげにした。



「よっしゃ!!」

「じゃあ残りの奴らもちゃっちゃと始末しちまおうぜ。」

「言われなくても!!」



ソイラとガァンが残りの魔物を手早く片付けた。



「なんか、どんどん手強くなってないか?」

「うん、そんな気がする。雑木林にいた魔物よりは強いように思ったかな。」

「“邪剣”が関係してるのかな…」

「じゃあ下に行けば行くほど手強くなるの?」

「わかんないけど、気を引き締めて行こう。さっき俺が感じた“何か”も気になるし…」



レイ達は階段を下りていった。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!