小説1-V
第五節
猿は連続で水を放ってくる。
レイドは近くにあった金属製のテーブルを倒し、そこに隠れた。
「野郎…!!」
レイドは椅子をテーブルの外に投げ飛ばす。
猿はその方向に水を放つ。
その一瞬に、レイドは猿に近づき、切り捨てた。
「よし、次!!」
レイドは魔物を2、3体始末し、ラムドと背中合わせになって周りを警戒する。
「レイド、あの蛙をどうにかできるか?」
「いや、弾力が強すぎる。居合いを使えばなんとかなるかもしれねえが、そんな悠長な時間はねえな。」
「弾力か…だったら俺がなんとかしてみよう。誰か援護を頼む。」
ラムドとレイドは再び分かれ、魔物共に刃を向ける。
レイドは蛙に立ちはだかる魔物を倒し、道を作る。
「援護なら任せて!!」
ネルがラムドに風の力を流す。
「よし!!」
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