小説1-V
第一節
究極の特殊精鋭達と戦い、ガリーナと対峙したレイ一行。
その昔テリナの母親を殺害していたガリーナの態度に怒りを覚えたレイは、ガリーナを容赦なき一撃で倒した。
ヘトヘトになっていたレイ一行は、街の宿屋ですぐに就寝した。
次の日の朝――
疲れきっていたレイ達は、深夜の時間帯まで起きていたことも相まって、昼前までぐっすりと眠っていた。
部屋の南側にある窓からの日差しが閉め切ったカーテンを暖める。
部屋がかなり暖かくなる頃、ネルがようやく目を覚ました。
「う…ん…」
ぼやける視界は次第にはっきりしていく。
体を起こし、欠伸しながら腕を伸ばす。
ベッドから降り、カーテンを開けると、差し込んできた日光の眩しさ、明るさに同室のラルスやソイラ、テリナも起きる。
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