[携帯モード] [URL送信]

小説1-V
第十節
「まだまだ…!!」

蔓がレイドとソイラをまとめて弾き飛ばす。



2人はレイ達のいるところまで飛ばされた。

「こうなったら…!!」

魔導士の女は魔導書を光らせる。



すると花びらが散り、辺りにばらまかれる。

「何だ!?」

ラルスが突然大声で話す。

「あの花びらに触れちゃダメ!! 幻覚に閉じ込められる!!」

「何!?」

「レイ君!!」



レイがサマイルの作った壁の上に立つ。

「任せてくれ!!」

剣を足元に突き刺し、剣からV字型のレーザーを放つ。

左右のレーザーは上下に動き、花びらをかき消す。



「ソイラー!!」

花びらをほぼかき消していることを確認したレイが、ソイラを強く呼びかける。

「いっけえぇぇ!!」



ソイラはサマイルが作った壁を思い切り殴り、破壊した。

同時にレイは勢いに乗るように跳んだ。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!