小説1-V
第九節
「あぁもう面倒くさい!! あたしが行く!! あんな花消し炭にしてやる!!」
ソイラがサマイルの作った壁の上に立ち、花に向かっていく。
「うぉおぉ!!」
ソイラは炎を全身に纏う。
その炎を見た魔導士の女は焦りを見せる。
「炎…!!」
男がハンドガンでソイラを狙う。
それに気づいたソイラは、先に男の方に向かった。
「さっきから鬱陶しいのよ!!」
左手から炎を出し、その炎を右の拳で殴り飛ばした。
男はそれ自体は避けるが、炎が地雷に当たり、爆発が男を巻き込んだ。
「ヌォア!!」
男は壁に叩きつけられた。
「ハッ!!」
隙のできたソイラに向かって茨が襲いかかる。
「させねえ!!」
レイドが間に入り、茨を切り落とす。
「今だソイラ!!」
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