小説1-V
第六節
「よし、俺も行く!!」
ラムドが剣を抜き、レイド同様に壁を飛び越えた。
空中からラムドは男に電撃を放つ。
「電撃か!!」
男は地面に刺さったナイフを2本引き抜き、電撃に向けて投げる。
「!?」
電撃は投げた2本のナイフに向かってしまい、空中でかき消されてしまった。
「クッ…ならば!!」
「お?」
電撃を浴びたナイフが独りでに動き出す。
「いけ!!」
「電磁力か!!」
男はその場を離れ、地面に刺さった無数のナイフの上を渡る。
ラムドの操るナイフは地面に突き刺さり、そしてそこに偶然あった地雷が爆発した。
その煙に紛れて、レイドが男に奇襲をかける。
「させませんわ。」
「!?」
部屋の後方に居た魔導書を持つ女が、その魔導書から淡い緑の光を放っている。
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