[携帯モード] [URL送信]

小説1-V
第四節
「そらそら、ドンドンいくぞ!!」

銃口がレイ達に向いた瞬間、サマイルが石の壁を作る。

「隠れて!!」

銃声が連続で鳴り響き、弾丸が壁に当たる。



「防いだか。なら…」

男はハンドガンから空になったマガジンを捨てた。

「こんなのはどうだぁ!?」

捨てたマガジンを空中で蹴り飛ばす。

マガジンはサマイルが作った壁の、レイ達から見て斜め前側の地面に落ちる。



「マズい!!」

そこに埋めてあった地雷がそのマガジンに反応し、爆発する。

その爆発によってサマイルの作った壁に亀裂が入っていく。

その間に男はハンドガンのリロードを完了していた。

そして、再び連射を始める。

「どうしたどうしたぁ!! 引きこもってるだけかぁ!?」

「このままじゃいずれ…!!」

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!