小説1-V
第一節
"究極の特殊精鋭"について調べ、バートの塔に向かうことを決めたレイ一行。
その手がかりがまるで掴めない中、ジョウが兵士に変装するという危険な手段をとることとなった。
「遅いぞ!! 何をしていた!!」
「申し訳ありません!!」
「まぁいい。行くぞ!!」
現在、変装したジョウはバート兵団に合流していた。
レイ達は気づかれぬようその後を付ける。
「上手く真似できてるみたいね。」
「頼むぞ…ジョウ…」
―――
「あのー…」
「ん?」
「実はバートの塔の場所をド忘れしちまいまして…どこにあるんでしたっけ?」
「お前なぁ…この地図やるから確認しとけよ。」
「申し訳ないッス。」
兵団の隊が別の街に到着する。
周りは既に夕焼けに照らされていた。
[次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!