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小説1-V
第七節
「そうか…わかったぜネルちゃん、ネイレールのお嬢ちゃんが原因だ。」

「ネイレールさんが?」

「確かネイレールのお嬢ちゃんは今回の戦いに乗り気じゃなかったろう。実際、増援も面倒くさがってたしな。」

「そっか…増援がほとんどないなら、私達に人員を割けない。」

「バート領内に居る以上、なるべく自分達の所に兵士を置いときてえだろうからな。」



その時、後ろから聞き慣れた声が聞こえる。

「ネルさん。」

「あ、サマイル。それに皆も。」

「レイさんの様子は?」

「さっき目を覚ましたわよ。今レイドとラムドが会ってる。」

サマイル達は皆ホッとした様子だった。

「それは良かった。お2人は今何を?」

「情報収集。テインさんの目的がわかったわよ。」

ネルはサマイル達にも先ほど得た情報などを話す。

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あきゅろす。
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