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小説1-V
第六節
「ロル卿の目的?」

病院では、ネル達が有力そうな情報を聞いている所だった。

「あぁ、なんでもバート卿がロル領を侵攻してきたのをいいことに、属性武器の開発により力を入れてバート卿を倒す。そして開発した傑作とも言える武器をひけらかしながら、正統継承者としての地位を盤石に、両領土を統一支配しようとしている…みたいなことをテレビで聞いたよ。」

「ロル卿って確かもうバート領に…」

「うん、バート領内のどっかに居るってちょっと前から言われてるね。」

「わかりました、ご協力どうも…」



ネルとガァンは礼を言い、その場を去る。



「なるほど、テインさんの目的はそういうことか…」

「ねぇガァンさん、思ったんだけどロル側の兵士からはあんまり襲撃されてない気がするんだけど…」

「そういやそうだな…」

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あきゅろす。
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