小説1-V
第五節
一方、こちらはそのテリナ達の居るレストラン。
サマイルが何やら宝石の様な物をテーブルに並べ、本と宝石を難しい表情で交互に見ている。
宝石は全部で3つ。
その内の1つは召還獣“サンドサーペント”を呼ぶ為の召還アイテムである。
「あれ、サマイルさんそれは…」
ラルスがその様子に気づいた。
「召還獣を呼ぶ為のアイテムです。」
「そんなにあったんだ。」
「えぇ。だんだんやり方がわかってきたので、こちらも使ってみようかと思いまして。」
「その本はどこから?」
「昨日病院のすぐ近くにある書店で買ったんですよ。」
「いつの間に…まぁとりあえず、期待してるよサマイルさん。」
「そう言われるとプレッシャーを感じるんですが…期待に応えられるよう頑張ります。」
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!