小説1-V
第八節
「おーおー、こりゃあ…三下共がわんさかわんさか…楽しいじゃねえかよ!!」
「ねえおじさん、アンタ強いんでしょうね?」
「おう、生言ってんなお嬢ちゃん!! 俺の斧捌きに惚れんなよ!!」
「フン、おじさんこそ火傷すんじゃないわよ!!」
ガァンとソイラが先制で仕掛ける。
「仲良いなアイツら。フレイヤ、テリナとゼン殿とジョウ殿の護衛を頼む。」
フレイヤは変化し、テリナ達はその後ろに隠れた。
ガァンが斧を振り上げ、そのまま魔物を真っ二つに両断する。
「次ィ!!」
一体の魔物がガァンに襲いかかる。
しかし、ガァンは動じない。
斧の柄の部分で襲いかかる魔物の腕を叩く。
そのまま相手の腕を斧の柄に引っ掛けたまま斧を回す。
そして、腕を引っ張られてよろめいた魔物の胴体をガァンは切り裂いた。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!