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小説1-V
第三節
ネルは病院のロビーに到着する。



レイドとラムドが誰かと話している。

「あ、ネルさん。レイさんの様子はどうでした?」

「えぇ、お陰様で目を覚ましました。」

「本当ですか!! それは良かった…」

「本当にありがとうございますサイスさん。」

「いえ、戦う人を支えることくらいしか僕にはできませんから…。」



「レイもお礼を言いたがってます。後でも良いので、レイに会ってあげてください。」

「そうですか。わかりました、では後ほど伺わせていただきます。それじゃあ僕はこれで…」

サイスと呼ばれる男は病院から外に出た。



レイドとラムドも病院で治療を受け、既に怪我は完治している。

「さて、じゃあ俺達はレイに会ってくる。」

「わかった。じゃあ私は他の連中に声かけてくるわね。」

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