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小説1-V
第八節
「追手数十人をたった1人で…」

「いくら慣れてきたとはいえ、流石に数十人は俺達でもキツい。」

「あぁ、確かにな。」



その時、街の東側に見覚えのある姿の者達が見えてきた。

「あれはバートの兵士だ!!」

「噂をすれば、か。」



その兵士達もレイ達に気づいた。

「ここじゃ周りに被害が出る…街の外に行こう!!」

「わかった!!」

走り去るレイ達を見て、バートの兵士達は追いかける。

「待て!!」





「よし、この辺で良い!! 応戦だ!!」

街の外にたどり着き、振り返ってそれぞれ戦闘態勢になる。



「ようやく観念したようだな。」

「そういうのは、あたしらに勝ってから言いなさい!!」



ソイラが兵士に突撃しながら能力を爆発させた。

「いや、勝ってからは言わなくね?」

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