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小説1-V
第五節
中央広場――



「税金を急に上げるなんて…こりゃあいつ動いてもおかしくないな。」

「もっと具体的なことが知りたいとこだけど…」

「さっさと次の町に行くのはどうだ?」

「…良いかもね。行きましょ。」

レイ達は早々に町を出ることにした。





それからレイ達は大きな町を4つほど巡り、情報をかき集めた。

住民達の間でも話題になっているだけあって、情報はすぐに集まった。



バート領東寄りの町、とある宿屋の一室で、レイ達は情報をまとめていた。

「さて、集まった情報は…まずバート卿がバート兵団とかいう組織を作り、それが領境に向けて出発したことと…」

「テインさんがバート領内が進入中で、そのバート兵団がテイン排除隊とロル侵攻部隊に分かれたこと。」

「あとネイレールさんからテインさんに増援が来るって噂もあったな。」

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