小説1-V
第四節
一方、レイ達もガァンが新聞で見た情報と同じことを聞いていた。
「バート卿が?」
「えぇ、本格的に戦闘準備を始めてるらしいのよ。ちょっと前から税金がドンと上がったしねぇ。」
「そうですか。ありがとうございます。」
レイ達は頭を下げ、その場を去った。
「戦闘準備か…いよいよ本格的にやり合う気のようだな。」
「うん。でももう少し情報が欲しいね。」
「あぁ。とりあえず皆と合流するか。」
それを聞き、ジョウが携帯を取り出す。
「もしもーし、そろそろ合流しようぜー。」
「わかった。どこにする?」
「町の中央広場で良くね? さっき俺達がいた…」
「あー了解。それじゃ後で。」
ジョウは携帯を切る。
「おっし、じゃあ行こうぜ。」
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