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小説1-V
第三節
「いい加減にしろー!!」



アグリルとボクリエールの間に雷が落ちた。

2人は腰を抜かした。



「毎度毎度喧嘩ばっかりして!! 毎回毎回仲裁に入る私の身にもなってよ!!」

「わ、わかった。わかったからダガーを下ろしてくれ。な?」

「そ、そうですわ。少し落ち着いてください。」





建物の陰から様子を見ていたグランデ達はそれを見て目の色を変える。

「…よし、今だ!!」

グランデ達は3人組に向かって奇襲を仕掛けた。





3人の近くにある機械が突然警報を鳴らした。

「あん?」

「敵ですわね。」

スポットライトがグランデ達を照らした。

「キャルム。」

キャルムは手をグランデ達に向けている。

「もうやってる。走って。」

「よっしゃ、了解!!」

アグリルはグランデ達に向かって走り出した。



「何だ…これは…!?」

グランデ達の様子がおかしい。

体の動きが遅いのである。

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