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小説1-V
第九節
教えられた通りの道のりを歩き、一行は役場に到着した。



役場に入り、受付嬢に話を聞く。

「居ない?」

「はい。町長は今ロル城の方との会議の為、外出中でございます。」

「そうですか…」

受付嬢は何かを思い出し、話す。

「あ、そういえば…町長はお昼ご飯は外食で済ますと仰っておりました。城の近くの繁華街で食べると…」

「繁華街ですか。」

「はい。ちょうど昼食の時間帯ですから、繁華街に行けば会えるかもしれません。」

「場所は?」

「この建物の目の前の通りを出てすぐ左手に見える交差点を東に行って、3番目の交差点を南に曲がった所です。」

「わかりました。ありがとうございます。」

一行は受付嬢に町長の外見上の特徴を聞き、役場を出た。

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あきゅろす。
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