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小説1-V
第二節
「よっすネル!!」

「ん、おはよ。」

このネルと呼ばれる娘もまた、"英雄達"の1人である。

いつも冷静で、先の戦いではレイをどんな時でも支えていた。

しかし、少々面倒くさがりな性格をしている。

「ネル!! とりあえず腹減った!!」

「…母さん、台所使うわね。」

ネルの母は苦笑いしながら承諾した。



「やっぱネルの作るオムレツは最高だな!!」

「そう、ありがと。」

ネルは笑った。

「良いなぁーネルは料理が上手くて。あたしもネルくらい料理が上手だったらなぁ…」

「アンタが下手過ぎるんじゃないのソイラ? 作る物ほぼ全部焦がすじゃないの。」

「うっさい!! 火加減が難しいの!!」

「そういや、ちょっと前にラルスに料理教えたことあったけどあの娘は覚えるの早かったなぁ。」

「マジ!? ネル!! あたしにも教えて!!」

「アンタは最低限のラインに立ってから。」

「もうこれ以上あたしが作った料理無理して食べるヨシュの姿なんて見たくないー!!」

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あきゅろす。
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