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小説1-V
第十節
「登山家に聞いても調べてみても情報は“高く険しい危険な山”ということだけか…」

「これ以上は調べても無駄なんじゃねえか?」

「そうだな…仕方ない、買い出しに行くか。」

「一応俺とラルスである程度だがいくらか持ってきた。渡航費のことを考えると必要だろ?」

「あぁ、助かる。じゃあ早速行こう。」





そして、一行は街の巨大ショッピングモールまでやってきた。

一行は二手に別れ、食糧とそれ以外の物をそれぞれ担当することになった。





―――

レイ、ネル、ラルス、テリナ、ガァン、ゼンの食糧班はモール内にあるスーパーに来ていた。

あちらこちらから聞こえる買い物客の声と店内に流れている落ち着いた音楽の中、レイ達はスーパー内を歩く。

「なるべく腹持ちが良い食べ物を選びましょ。」

「じゃあ米俵は必須だな!!」

「米俵って…」

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あきゅろす。
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