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小説1-V
第七節
―――

ラムドにサマイル、ジョウとガァンにソイラの5人は街の図書館にいた。



「…ジョウ、何か見つかったか?」

「見つかったぜー。良くない内容ばっかりだけどな。"天山には魔が住み着いてる"だの"登山家の墓場"だの…」

「こっちも、その手の話ばかりだ。サマイル、そっちは何か…サマイル?」



ラムドの声を聞いたサマイルはハッとし、開いていた本を閉じながら返事をした。

「あ、すいません。」

「その本は…"召還術"?」

召還術とは、主に高等な魔導師が扱う術で、生命体や物体を己の手駒として一時的に使役し、それを操るといったものである。

しかし、術者よりも強さを持つ存在を使役するには相当な鍛錬が必要となる。

最近では魔導師以外でもこの召還術を使う者もいるという。

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あきゅろす。
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