小説1-V
第一節
調査状況を報告する為、一度故郷の村まで戻ったレイ一行。
武器の“強さ”のこともわからないままだが、それでも一行は進む。
「で、この人数でどこに泊まるんだ?」
「この村は大きな宿が無いからなあ。俺の家だけじゃ全員は入れないし…。俺の家とネルの家に泊まるグループに別れよう。」
「とりあえず俺は今日はレイの家に泊まろう。」
「あー、レイの目覚まし係か?」
「そうだ。察しが良いな。」
「ラムドなら適任だな。」
翌朝――
「よし、全員いるな。じゃあ出発だ!!」
一行は村を出発した。
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