小説1-V
第三節
夜が明けて小鳥のさえずりが聞こえてくる頃、レイ達は目を覚ました。
近くの町で朝飯を済ませ、レイ達はせかせかと北上する。
そしてレイ達はサザンデール王国北に位置する森を通っていた。
「…!! 皆、ストップ…魔物が居る!! それも群れだ!!」
「“武器の強さ”とやらを確かめる良い機会ね。皆、やるわよ!!」
各々の武器を構え、魔物の群れに向かって走る。
「先手!!」
レイが群れの先頭に居る魔物を縦に切る。
「!!」
近くにいる3体の魔物がレイをひっかくように攻撃する。
レイは剣を水平に構えてその攻撃を全て同時に防ぐ。
「レイ!! そのまま抑えておけ!!」
2本の剣を抜いたラムドがレイを飛び越えながら3体の魔物に突っ込む。
雷を放つ剣を持ちながら腕を交差させ、そしてそれを振るった。
3体の魔物は切り捨てられ、骸となった。
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