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小説1-V
第九節
「常識で考えりゃ見つけられる可能性は低いが…ま、やるしかねえな。」

「そうですね。今できる事といったら限られていますから…」



レイは椅子から立ち上がった。

「よし、じゃあ今日はもう寝るか!!」



「あぁ寝よう寝よう。もう眠くて仕方ねーぜ。」

レイ達はそれぞれの部屋に戻り、眠りについた。





そして、翌朝――



「さて、じゃあ早速行ってみるか。」

「どこから見て回る?」

「手当たり次第に見て回る。それしかないんじゃないかな。」

「でしょうね。じゃあ行きましょう。」



宿泊料の支払いを済ませ、カントリーホテルから外に出た。





「あっ…」

「ん?」



ホテルを出てすぐに、見覚えのある顔の人物がいた。

その者は、数人の兵を引き連れている。

「おぉ!! 英雄達じゃないか!!」

「しょ、将軍さん!?」

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