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小説1-V
第一節
邪気により変貌した魔神ザーガと魔妖精ラーダによって支配されていた街で、ザーガとラーダを元に戻すことで異変を解決したレイ一行。

目的地であるミッドイーストカントリーに向かうため、一行は現在街を出てそのまま南下している。



「見えてきたな。」

「ここがミッドイーストカントリー…」

首都周辺を石で出来た塀が取り囲んでいる。



レイ達は塀の中に入っていった。



「…!」

塀を抜けると、レイ達は今まで感じたことのない雰囲気に包まれた。



古風な街並みと人々の賑わいが、出所のわからない懐かしさを微かに沸き立たせる。

「…今何時位だ?」

「午後の3時過ぎだな。今日はこの街に泊まるか。」

「そうしよう。まだザーガとの戦いの疲れが癒えきってないし。でもすぐ寝るような時間でもないな。」

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あきゅろす。
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