小説1-V
第五節
「貴様らが侵入者か。ちょうど良いタイミングに来たな。」
「ちょうど良いタイミング? どういう意味だ。」
「ちょうど、暇つぶしのおもちゃが欲しかったところだ!!」
「!?」
ザーガは右腕を振り、薙ぎ払うように攻撃する。
「!!」
サマイルが剣で受け止めた。
「…ッ…クッ…!!」
「ほう? 力はなかなかのようだな。だが…」
「…!! これは…マズいですね…!!」
ザーガの左手が、サマイルに襲いかかる。
「させん!!」
ラムドが間に入り、ザーガの左腕を剣で弾いた。
ラムドの剣から弾ける電光を見たザーガはニヤリと笑う。
「さては貴様ら、能力持ちか。これは面白い。」
「…(楽しんでいるな…)」
「良い。これで良いぞ。少しは抵抗してもらわんと"遊び"にならんからな。」
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