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小説1-V
第二節
「まぁ、来てしまったからには仕方あるまい。戻るのはまず無理だろうから…せっかくだ、ここも調査してみるというのはどうだ?」

「そうだな。せっかくだし、調査するか。」



ジョウが街を見渡しながら言う。

「なぁ、二手に分かれて行動しないか?」

「なんで?」

「結構広いし、そうでもしねえと手間がかかりそうかなって思ったんだ。」

「まぁ、確かに。」



他の仲間達もジョウの意見に賛成し、編成を決めることになった。

「俺とラルスは別行動の方が良いか。調査事態は俺達の仕事だからな。」

「そうだな。あとは例の魔神とやらの事もあるし、戦力を均等に分けるのが無難か。」



編成が終わり、街の南側と北側に分かれて進む事になった。

南側を回るのはネル、レイド、ラムド、ジョウ、サマイル、テリナの6人。

北側を回るのはレイ、ラルス、ソイラ、ガァン、ゼン、フレイヤの5人と1匹となった。

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