小説1-V
第一節
ケンタウロスの試験をクリアし、四國嶽を進んでいたレイ一行。
しかし、ケンタウロスに行かぬよう言われていた、魂を吸い取る"魔神ザーガ"の居る街に、レイが誤って入ってしまう。
ネルは仕方なく皆を連れて街に入っていった。
「いてて…ここは?」
レイは頭を抱え、ふらつきながらも前を向いた。
目の前に広がる街は、薄い紫のもやもやで包まれていた。
「レイー!!」
「あ、皆!!」
崖から滑り降りてきた。
着地の直前、ネルが仲間達を能力で落下速度を遅め、ラルスの能力によって着地の衝撃を沈静化する。
「まったく、あんたのドジは天下一品ね。」
「ネル、俺ほめられるようなことした覚えは…」
「ほめてないわよバカ!!」
「あれ?」
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