小説1-V
第九節
上空から、大軍目掛けて何かが飛んでくる。
「なんだありゃ…!?」
「あれはミサイルだ!! 伏せろー!!」
飛来したミサイルが、大軍の中央にぶつかる。
大爆発が巻き起こり、大軍は全滅した。
レイ達は爆発の衝撃で倒れ込んでいた。
爆発によって巻き起こった煙幕を手で払いながら、レイ達は立ち上がる。
「こりゃ驚いた…皆無事か!?」
レイの声に、仲間達はそれぞれ返事をする。
“諸君、生きてるか!?”
「大丈夫、全員生きてます!! ザル将軍!!」
ゼンは電話から聞こえてきた声に返事をする。
「ザル将軍!?」
「え、ミッドイーストカントリーの将軍さん!?」
レイ達は驚き、ゼンの電話の方に詰め寄った。
“いやー脅かしてすまない。無事で何よりだ!!”
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