小説1-V
第四節
ディスプレイが起動される。
「あれは…?」
映し出されたのは、どこかの平原だった。
「どこだ…?」
「待て、どこかで見覚えが…」
ディスプレイの中の映像が、だんだん引いていく。
画面左側に、何かが見える。
「あれは…ミッドイーストカントリー!?」
「ほう、知っていたか。いや、それより…狙いが少しズレているな。照準補正速度が制限されているようだな。」
「狙い!? 何を…!!」
「何、とある"兵器"の紹介だ。」
「兵器…? はっ…!!」
その時、レイはジョウが言っていた言葉を思い出した。
「まさか…ジョウが言ってた!?」
「そうか、あの男は感づいていたな。今回紹介する兵器は"惑星軌道設置型生物機械系属性兵器"…トキシックサジタリアス!!」
「な、何だって!?」
レイ達は息を飲んだ。
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