小説1-V
第三節
翌日――
レイ達は一度大陸西側に戻り、近くの町の宿で休息を取っていた。
体力も元通りとなり、レイ達は改めて大陸東側の王宮へと向かう。
「よし、行こう皆!!」
レイ達は大陸東側へ続く大きな扉を再び開き、通った。
レイ達は王宮前の広場に到着する。
「よし、とりあえず乗り込んで…」
「それには及ばんよ。」
「!?」
王宮の玄関から、見知っている男がゆっくりと歩きながらやってきた。
「ピューリアス…!!」
「そう構えるな。」
同じく王宮の玄関から衛兵が現れ、レイ達の前に立ちふさがる。
「諸君らに見せたい者がある。」
ピューリアスが指を鳴らすと、王宮の玄関の上の壁からディスプレイが現れる。
「壁からディスプレイが…!?」
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