続・小説2 第一節 窓から光が射し込む。 朝日か… その光の眩しさは、俺に起きろと強要するようだった。 意識がはっきりしてくると、隣のベッドではまだビーナが寝息を立てており、そのまた隣のベッドは既に空っぽだった。 時計は既に8時を指している。 既にベッドを空にしているのはバズだ。 朝の鍛錬だろうか。 窓からその姿が確認できた。 「顔洗ってくるか…」 「味噌!!」 「!?」 な、何だ!? 「…ムニャ…」 「寝言…?」 どんな寝言だよ… でもこういう事ってたまにあるよな。 おかげでややボーっとしてた意識がハッキリした。 「…もう少し寝てても良かったかもな…」 まぁいいか。 さっさと顔洗おう。 [次へ#] [戻る] |